雨が止み、いわきの青い海と青空が目の前に広がった時、この後のブルベが前途洋々で温泉に入って完走するぞとの思いが込み上げてきました。が、これから走るあぶくま山系の登坂ルートはそんな思いも打ち砕いてしまいました。
15%の坂が連続し、その激坂ぶりはどこまでも続く真っ直ぐであったり、曲がりくねっていたり、足もメンタルも挑む気持ちをなえさせてしまいます。ひとり、ふたりと挑戦者の足を止め、自転車を押し上げ歩きだします。
そんな激坂に挑み続けていると一緒に登り始めたランドヌーズから「先に行ってください」の声。歯を食いしばり登ってたので返事もできず、目の前の激坂をクリアし、ひとりPC3を目指して走り続けました。
PC3では疲労の頂点、休んだら動きたくなくなると思い、直ぐにPC4を目指しますが60kmのルートを6時間。時間かかりすぎでしょう。仮眠場所をさがしながら半分寝てたのでしょうか、それとも別の次元にとらわれてた?
3:00頃、チェックポイントの道の駅に着いた時には先を急ぐ気持ちもありましたが、この先、眠気もあるかも知れないし、これ以上、広域農道を走るのもいやだったので、近くの駅から輪行で帰ることにしました。
AJ 千葉 あぶくま600、351km地点でDNFでした。
帰りは、電車を6回乗り継いで6時間半!
ずいぶん遠くに来たもんだ!(><)
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